思い込みと確信と
今年もあっという間に12月になり、残り10日を切った。
7月に母親と電話でやり合って以来、1度台風が来た時に不本意ながら話をした以外は、不通を保てている。
過去最強クラスと言われた台風10号が通過したあと、九州北部に住む我が家は随分怖い思いもしたが、中国地方に住む両親の所には連絡はしなかった。
何度か母親の携帯から着信があったがスルーをした。
すると、父親の携帯から着信が入るようになった。
最初は窓の養生を外していたりして気がつかなかったが、気が付いた時に折り返し電話をすると、母親が出た。
そんな予感がしていたので、かけることをためらっていたが…
とりあえず聞かれたことに簡潔に答え電話を切った。
それだけに留められた。
いつもお正月は日帰りで、夫の実家と私の実家に顔を出す。
今年は、コロナのこともあり行かない予定だ。
そしてコロナが去っても、もう私の実家には行かないと思う。
お正月と言えば、お年玉を連想するが…
兄家族と帰省の日が重なった時は、甥っ子姪っ子にお年玉を渡すのだが、
その前にいつも母親が、甥っ子姪っ子にお年玉を渡すように!と私に言う。
理由は、私がケチだから甥や姪にお年玉を渡さないかもしれないから…らしい。
いつもこれを言われた後にお年玉を渡すから、
まるで私は母親に言われたから渡したようになってしまう。
母親は、自分が言ったから◯◯(私)は甥っ子や姪っ子にお年玉を渡した…と言うようなことを、口に出して兄や甥や姪に平気で言える人だ。
だからお年玉の件に限らないが…
私が甥や姪に何をしても、母親から言われたからしてるって彼らに思われてるんだろうな…と、いつも私はそう感じてしまう。
お年玉の件に関しては母親が甥や姪に話してる現場を私が見た訳ではない。
私の思い込みかもしれない。
けど、
今までの経験が、その思い込みの気持ちを産んでいることを、
私は知っている。
母親と距離を保っていれば、動悸も眠れなくなる夜を過ごすこともない。
親不孝であることは重々承知だが、次話すことがあるとすればそれは家族の誰かに命に関わる何かが起こった時でいい。
来年からは、母親とは話さない!これを目標にする。
そしてこころ穏やかな日々を過ごそう。