in my case

自分のモノサシで測り、自分の目線で見た、50代を迎えた私のあんなことこんなこと

今までで1番恥ずかしかった出来事

人間長く生きていると、穴があったら入りたいくらいの恥ずかしい経験を1つか2つしていると思う。

他人の恥ずかしい話を聞くことはあまりないが…

私の話はきっと、恥ずかしい話大会をしたら上位に食い込むような気がする。

 

ただ、自慢するような話ではないので他人に話したことはないけど…

それにこれは恥ずかしい話なのか、はたまた汚い話なのか(苦笑)

 

さて、この話はどこから話せばいいかな

結論からを話しておくと

私の今までで1番恥ずかしかった出来事は、人前でうん◯を垂れ流してしまったことだ。

 

私は子宮頸癌の手術をするまでは快便で、手術後は便秘に悩まされ続けている。

ありとあらゆる方法で便秘を解消して来たが、その中の1つが腸内洗浄だ。

 

数年前に近所に病院が出来た。

そしてその病院で腸内洗浄が出来ることを知って、ずっと試してみたかったので行ってみた。

 

その当時、私は市販の便秘薬コーラックを毎日飲んでいた。

それで毎日排便はしていたものの、すっきりしていなかったのだ。

 

腸内洗浄がどんなものかはテレビなどで見て知っていたので、することはわかっていた。

この時は滞りなく洗浄を終えた。

 

それから1年後、2回目の腸内洗浄に行った。

この時は1度目の腸内洗浄以来コーラックをやめ、森下仁丹さんのビフィーナEXを飲んでいた。

排便も毎日ではなく、出てもコロコロしたもので1年前以上に腸が詰まった感じがしていた。

 

前回同様に、お尻から管を入れて洗浄液を腸に流し込む。

ある程度入れたら止め、お腹をマッサージし液と一緒に便を出す。

再度液を入れては止め、お腹をマッサージをし便を出す。

これを繰り返し腸内を洗浄していくのであるが…

 

この時は液を入れても、お腹をマッサージしてもなかなか便が出ない。

便が溜まってないから出ないと言う訳では絶対にないはずで

看護師さんも、いろいろな角度でお腹をマッサージしてくれる

けど、出ない…

 

う〜んおかしいねエ

 

そうこうしていると、お腹がものすごく痛くなって来た

これは出る合図だ!よかった!と思っていると

今度はとんでもなく具合が悪くなって来た

あー吐きそう、うー目眩がする、けど便を出さなきゃ、

どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう

 

台の上から降りて横になりたいと看護師さんに伝え、お尻に入っていた管を取ってもらう。

お尻丸出しのまま、急いで部屋の床に横たわる

横向きで丸くなっていると、目眩や吐き気が少し落ち着く

 

すると今度は、便を出したくてたまらなくなる

えっ、ええええーーーーーーーーーーーーっ

あーーもーーーーーーーーーー我慢できない!!!!!

 

看護師さんが、ペットシートのようなものを持って来て私のお尻の下に敷いて

出していいですよと言ったか言わないかくらいで

私のお尻から便が垂れ流され始めた

さっき入れた液も一緒に出てくるから、そりゃーもーすごい量のものがとめどなく出てくる。

 

男性医師が異変を感じて部屋に来るも

えっまじ、先生?先生くるの?ぎゃーーっこんなとこ見られたくない!!!!

と思っても

私のうん◯は、もう誰も止められない状態。

 

驚くほどの量のものを出すと、今までにないくらいのスッキリ感。

目眩も吐き気もなく、お腹もすっきりしてホッとした。

 

 その頃、私のお尻あたりで看護師さんが1人忙しなく掃除をしている。

申し訳なさと、恥ずかしさがこみ上げるも、もう時すでに遅し。

 

すみません、ごめんなさい、と何度も言う私。

気にしないで、問題ないですよ、と言ってくれる看護師さん。

 

具合が悪くなったのは迷走神経反射と言う症状らしく

すぐに回復はしたが、一応点滴を打ってから帰宅することになった。

 

腸は空っぽになりスッキリ爽快、けど気持ちはどよよ〜ん

 

その日の夜、夫にことの顛末を話すと

気にしなくていいんじゃない?と言うのですが

私は自分のうん◯垂れ流し事件を気に病んだので

日を改めて菓子折を持って挨拶に行きました。

 

歳を取り面の皮が厚くなり心臓の毛も剛毛になって来たと思っていましたが

流石にそれ以来、その病院にいく勇気がありません。

 

 


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