in my case

自分のモノサシで測り、自分の目線で見た、50代を迎えた私のあんなことこんなこと

母は…

何から書いていいのか分からない。

毒親との関係を綴ったブログや記事を読むと、親から浴びせられた酷い言葉がが書いてあった。

私も色々言われたが、けどそんなにない。

よくよく思い出し考えてみると、私は全く期待されていなかったようだ。

そお言う面で良い言葉であれ悪い言葉であれ、親にあまり言葉をかけられた事が少ないようだ。

褒められたこともない。

今日学校であったことを話したことも、悩みを相談したことも、私は母に話したことがない。

私は中学生から結婚するまでずっと日記を書いていた。

親が聞いてくれるはずの話は、日記が受け止めてくれていたようだ。

 

 

母は私が物心ついた頃には働いていた。

幼い頃はパートだったり、小学生に上がる頃には正社員として働いていたと思う。

学校から帰り家に人がいたことがない。

だからと言ってこれが寂しかったと言う記憶もない。

3学年上の兄が少し遅れて帰って来ていたことと、多分、母がいないことにホッとしていたんだと思う。

小学生の低学年の頃だったと思うが、いつもと違う感じで覚えていることが1つある。

母がクッキーを焼いたことだ。

多分オーブンを買って、それで焼いてみたんだと思う。

クッキーを焼いたのはそれ1度きりだと思うけど、美味しかった等の記憶はなく、ただ珍しい事として記憶している。

母の記憶で、ましな思い出が1つでもあって良かった。

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